OS

サポートが終了したOSの安定稼働を支えます
  • CentOS 6 延長サポート
  • CentOS 7 延長サポート
  • CentOS 8 救済サービス
  • レガシーシステム受け入れサービス

CentOS 6 延長サポート

脆弱性が発見された場合にセキュリティパッチを提供

CentOS 6サポート終了に伴う、延長サポートサービスです。
本プランは、CentOS 6に重大なセキュリティーホールが発見された場合、 ベストエフォートにて修正パッチを提供します。 オンプレミス、AWSなどインフラは問わず利用可能です。

すでに15件提供の実績があります(2022年10月現在)。

特長

セキュリティリスクの軽減

CentOS 6にセキュリティーホールが発見された場合、修正パッチを提供いたします。
利用期間の縛りもないため、OSのバージョンアップまでの短期間の利用など 必要に応じて柔軟に活用可能です。

サービス内容

  • 修正パッチについては、適宜お客さまにて適用いただく形となります。そのため、サーバの管理者権限(root権)が必要です。
  • 本サービスは、CentOS 6.10を対象としたパッチ(rpm形式)となります。CentOS 6.10以外でもご契約は可能です。

修正パッチ配布済み脆弱性(一部抜粋)

CentOS 6のサポート終了後に発見された脆弱性には以下のようなものがあります。当サービスにて修正パッチを提供済みです。

パッケージ名 CVE番号 CVSS深刻度 脆弱性の概要
sudo CVE-2021-3156 7.8 特権昇格が可能な脆弱性
kernel CVE-2014-4508 サービス拒否状態にされる脆弱性
CVE-2020-29661 7.8 メモリ破壊および特権昇格が可能な脆弱性
CVE-2021-20265 5.5 メモリリソースを消費しサービス拒否状態にされる脆弱性
CVE-2021-27364 7.1 機密情報の読み取りが可能・サービス拒否状態にされる脆弱性
CVE-2021-33909 7.8 特権昇格が可能な脆弱性
CVE-2020-12362 7.8 特権昇格が可能な脆弱性
CVE-2021-3347 7.8 カーネル内で任意のコード実行が可能となる脆弱性
openssl CVE-2020-1971 5.9 利用するアプリケーションをサービス拒否状態にされる脆弱性
polkit CVE-2021-4034 7.8 特権昇格が可能な脆弱性
Apache HTTP Server CVE-2022-22720 9.8 HTTPリクエストスマグリングの脆弱性
expat CVE-2022-25235 9.8 不適切なエンコードまたは出力のエスケープの脆弱性
CVE-2022-25236 9.8 誤った領域へのリソースの漏えいの脆弱性
CVE-2022-25315 9.8 整数オーバーフローまたはラップアラウンドの脆弱性
rsyslog CVE-2022-24903 8.1 バッファオーバーフローの脆弱性

FAQ よくあるご質問

プライベートクラウド環境で必要なライセンス数を教えてください。

ライセンス数は、パッチを適用するOS数とお考えください。ホストOS上にゲストOS1台が稼働の場合は、2ライセンス必要になります。

申し込みの手続きを教えてください。

申込書にご記入いただき、当社へお送りください。

1)当社より申込書の送付
2)お客様にて申込書へ記入、返送 ※約款へのご同意
3)当社より契約締結メール送付
4)過去提供分のパッチを含めお客様へご案内 ※パッチの適用はお客様で実施
5)以降は、パッチが作成されたタイミングで都度、お客様へご案内

※約款はこちらをご確認ください。
 [ベアケア 利用規約]
 https://barecare.jp/terms/
 [CentOS 6 延長サポートサービスの利用に関する追加条項]
 https://barecare.jp/terms/centos6-support.html

申し込みからどのくらいで開始できますか?

当社が申込書を受領してから2~3営業日となります。

費用は月間利用料だけでしょうか?

2021年1月以降に申し込みいただく場合は、2020年12月まで遡って費用をいただきます。そのため、純粋な初期費用ではありませんが、遡り分を初期費用として請求させていただきます。 パッチは、2020年12月から現在までにリリースしたものを全て提供いたします。

見積書、納品書は毎月発行されますか?

見積書はお申し込み時のみにお送りしています。また、納品書はお送りしておりません。毎月請求書のPDFをメールにてお送りいたします。

パッチの配布はどのようにされますか?

修正パッチの詳細、インストール方法などを記載したPDFファイルにてご案内いたします。すでに提供されているパッチは、サービス利用開始時にご案内いたします。

修正パッチ適用に関する、技術的な問合せは受け付けていますか?

はい。受け付けております。ただし、お客さま環境に依拠する問題等については、回答できない場合もございます。あらかじめご了承ください。

料金

サービス名 CentOS 6 延長サポート
内容 1OSあたり
提供期間 2020/12/1〜2024/6/30
初期費用 0円
月間利用料 6,000円
サービス名 CentOS 6 再延長サポート
内容 1OSあたり
提供期間 2024/7/1〜2026/11/30
初期費用 0円
月間利用料 12,000円

CentOS 7 延長サポート

脆弱性が発見された場合にセキュリティパッチを提供

CentOS 7サポート終了に伴う、延長サポートサービスです。
本プランは、CentOS 7に重大なセキュリティーホールが発見された場合、 ベストエフォートにて修正パッチを提供します。 オンプレミス、AWSなどインフラは問わず利用可能です。

特長

セキュリティリスクの軽減

CentOS 7にセキュリティーホールが発見された場合、修正パッチを提供いたします。
利用期間の縛りもないため、OSのバージョンアップまでの短期間の利用など 必要に応じて柔軟に活用可能です。

サービス内容

  • 修正パッチについては、適宜お客さまにて適用いただく形となります。そのため、サーバの管理者権限(root権)が必要です。
  • CentOS 7の最終バージョンを対象としたパッチ(rpm形式)提供となる予定です。

FAQ よくあるご質問

プライベートクラウド環境で必要なライセンス数を教えてください。

ライセンス数は、パッチを適用するOS数とお考えください。ホストOS上にゲストOS1台が稼働の場合は、2ライセンス必要になります。

申し込みの手続きを教えてください。

申込書にご記入いただき、当社へお送りください。

1)当社より申込書の送付
2)お客様にて申込書へ記入、返送 ※約款へのご同意
3)当社より契約締結メール送付
4)過去提供分のパッチを含めお客様へご案内 ※パッチの適用はお客様で実施
5)以降は、パッチが作成されたタイミングで都度、お客様へご案内

※約款はこちらをご確認ください。
 [ベアケア 利用規約]
 https://barecare.jp/terms/
 [CentOS 7 延長サポートサービスの利用に関する追加条項]
 https://barecare.jp/terms/centos7-support.html

費用は月間利用料だけでしょうか?

事前に申し込みをいただく場合は初期費用は発生いたしません。ただし2024年8月以降に申し込みいただく場合は、サービス開始時からご利用いただくお客さまとの公平を保つため、サービス開始月(2024年7月)まで遡って費用をいただきます。そのため、純粋な初期費用ではありませんが、遡り分を初期費用として請求させていただきます。サービス開始後に申し込まれる場合も、その時点でリリースされている修正パッチを全て提供いたします。

見積書、納品書は毎月発行されますか?

見積書はお申し込み時のみにお送りしています。また、納品書はお送りしておりません。毎月請求書のPDFをメールにてお送りいたします。

パッチの配布はどのようにされますか?

修正パッチの詳細、インストール方法などを記載したPDFファイルにてご案内いたします。すでに提供されているパッチは、サービス利用開始時にご案内いたします。

修正パッチ適用に関する、技術的な問合せは受け付けていますか?

はい。受け付けております。ただし、お客さま環境に依拠する問題等については、回答できない場合もございます。あらかじめご了承ください。

料金

サービス名 CentOS 7 延長サポート
内容 1OSあたり
提供期間 2024/7/1~2028/6/30
初期費用 0円
月間利用料 10,000円

CentOS 8 救済サービス

2021年末に公式サポートが終了するCentOS 8に対する救済サービス

2021年末にサポートが終了するCentOS 8。構築済のシステムを、サイバートラスト社が提供する国産LinuxディストリビューションであるMIRACLE LINUXへの乗り換えにより、CentOS 8と同等の環境で継続利用できるようサポートします。CentOS 8からMIRACLE LINUXへの移行に関する技術的サポートについてはもちろんのこと、CentOS 8のサポート終了後も最長2032年1月までの長期サポートを提供します。

特長

CentOSとの機能互換

現在の最新バージョンであるMIRACLE LINUX 8系ではRed Hat Enterprise Linux 8から派生(フォーク)し、 CentOSと同様に機能互換を確保したダウンストリームディストリビューションとして開発されています。 エンタープライズ向けの商用OSとして、21年間継続して開発・メンテナンス・サポートが続けられてきた実績があります。

日本国内完結の高品質な技術サポート

日本国内で開発・サポートしているため、技術サポートも日本国内で完結して対応可能です。国内のエンジニアによる的確で高品質なサポートにより、 基幹サーバーに求められるクリティカルでシビアな要件から、特定業務用機器への組込みに必須となる柔軟なカスタマイズまで、幅広い採用実績があります。

最長2032年までの長期サポート

CentOS 8終了後も修正パッケージの提供や技術サポートを受けることができ、安全なLinuxシステム環境を運用可能です。当初予定されていたCentOS 8のサポート期限である2029年12月よりも長く、その他のCentOS後継候補のOSに比べても最も長いサポート期間を予定しています。

移行ツールでスムーズな移行を実現

MIRACLE LINUXが提供する移行ツールを利用することで、CentOS 8.0〜8.5から直接移行することが可能です。移行前に最新版(CentOS 8.5)までアップデートする必要がありません。

サービス内容

  • CentOS → MIRACLE LINUXへの移行に関するQA対応
  • 障害解析/技術問い合わせ対応
  • 日本語によるエラッタ情報サイト
  • エラッタ情報のメール通知
  • カスタマーポータルの提供(2022年公開予定)
  • 2032年までの延長サポート

※本サービスはMIRACLE LINUXへの移行をサポートしますが、作業の代行は行っておりません。

料金

サービス名 CentOS 8 救済サービス
内容 1台あたり(※)
提供期間 2022/1/1〜
初期費用 0円
月間利用料 6,000円

※1台の定義は以下となります。
 =1物理マシン
 =1物理マシン上で稼働している2VM
 =クラウド上で稼働している2インスタンス

提供:サイバートラスト株式会社

レガシーシステム受け入れサービス

システムイメージを当社ベアメタルクラウドへマイグレーション

ハードウェアの維持・メンテナンスの手間がなくなります。

特長

料金は移行が成功したときにいただく成果報酬型

長期稼働している古いシステムの継続利用をお手伝いします。

料金

サービス名 レガシーシステム受け入れサービス
内容 1システムあたり
初期費用・月間利用料 成果報酬型